で、スーパーからの帰り、Mさん(母)が先月101歳で亡くなった遠縁のSさんの法事にお供えを持って行きたいと言うので、洋菓子店に寄って箱入りの焼き菓子を買った。
私ならプリンが良いな、とか思ったが、Mさんは箱に入ったものが良い、それも結構嵩張るのが良いと言う。では、まあ、この赤い包装紙のが可愛くて良いか、と選んでレジに持って行った。店員さんが、法事に持って行かれるなら、もっとアッサリした包装紙に換えましょうか、と提案してきたので、あ、そう、それではと、もう少し地味なのを選び直して持って行った。それでも、しつこく、法事用の包装紙に換えましょうか、と提案してきた。いや、これで良いです。法事用の熨斗紙さえ付けてくれれば十分です、と押し切った。どうでも良いでしょう、そんなこと。あなたの手間を無駄に増やしたくないし。
ところが、店員さんがパソコンで打ち出して付けてくれた仏事用の熨斗紙を見たら「御仏殿」と書いてあるではないか。
うーん、私はこれでも良い。構わないんだけどな。
さすがに、いや、そうじゃなくて「御仏前」です、と言って、書き直したものに換えて貰った。